アーク佐野氏の音楽活動はライブ演奏/コンサート、指導、作曲、指揮、アレンジ、スタジオミュージシャンなど多岐にわたっているが、そのうち最も力を入れているものの一つが作曲である。彼はジャズとクラシックを主に幅広く創作しており、その個性的かつ理知的ながら親しみやすさを重視したメロディーとハーモニー及び構成は定評があり、オーソドックスなものからコンテンポラリーなものまでバラエティーに富んでいる。

彼は作曲したジャズの曲をライブなどで頻繁に発表している。最近リリースされた彼のリーダー/ピアノトリオアルバム第二弾 「In Storm, In Breeze」 にも、オリジナルが4曲収録されている。

 ピアノ教材として有名なブルグミュラーの"25のやさしい練習曲 Op.100"全曲のフルートアンサンブルへのアレンジのを終えた彼は、現在次に発表予定であるCD”ピアノによる賛美(仮題)”のために作曲した8曲のピアノ作品の録音や、現在指揮者を務めている日米室内楽団のための作曲など多忙な日々を送っている。